ラッシュ(亜硝酸イソブチル)を海外から個人輸入しようとして、医薬品医療機器等法並びに関税法違反として2017年7月に起訴され、2020年6月に有罪判決が出された【千葉】「ラッシュ裁判」(千葉地方裁判所)。
ここに提出証拠を一覧として掲載します。
🔊【千葉】ラッシュ裁判最終弁論2-指定薬物の要件を満たさないこと
🔊【千葉】ラッシュ裁判最終弁論3-審議会と厚労大臣の指定について
2021年1月21日追記
1 弁第1号証
「亜硝酸エステル類のレビュー」(イギリス「薬物不正使用に関する諮問委員会」(ACMD)答申(2016)
2 弁第2号証
違法ドラッグ生体影響試験の開発『東京都健康安全研究センター年報60』(佐藤かな子ほか)2009
🔊http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/issue/journal/2009/pdf/01-02.pdf
3 弁第3号証
『わかりやすい薬理学』(伊藤芳久)
4 弁第4号証
東京都における知事指定薬物指定のための生態影響試験(猪又明子)東京都健康安全研究センター 東京都自治指定薬物制度における試験等の説明資料
🔊https://hugepdf.com/download/5afd5000d781d_pdf
5 弁第5号証
『窒素酸化物の事典』(鈴木仁美)(2008)
6 弁第6号証(不同意)
血管拡張療法が必要とされる少量を治療するための医薬組成物 google patents掲載 亜硝酸エステルには中枢神経系についての影響が見られないこと
🔊 https://patents.google.com/patent/JP2729333B2/ja
7 弁第7号証(不同意)
厚生労働省監視指導・麻薬監視課課長証人尋問
8 弁第8号証
脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会WEBページ抜粋(厚生労働省)
🔊「脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会」の提言 (8~9号証)
9 弁第9号証
違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)対策のあり方について(脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会)
10 弁第10号証
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究部薬物依存研究部のWEBサイトの目次部分(同機関)
🔊ラッシュは精神科医療施設調査で治療対象になっていない(10~17号証)
11 弁第11号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2000年度調査)(同上)
12 弁第12号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2006年度調査)(同上)
13 弁第13号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2008年度調査)(同上)
14 弁第14号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2012年度調査)(同上)
15 弁第15号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2013年度調査)(同上)
16 弁第16号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2014年度調査)(同上)
17 弁第17号証
全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2016年度調査)(同上)
18 弁第18号証
「LASH調査」報告書WEBサイトの目次と資料掲載ページ(平成29年度厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策政策研究事業)「地域においてHIV陽性者と薬物使用者を支援する研究班)
🔊ラッシュはまだ使用されている?「LASH調査」(18~20号証)
19 弁第19号証
「LASH調査」報告書(同上)(2017年)
20 弁第20号証
「MSMの薬物使用・不使用に関わる要因の調査(平成28年度総括分担研究報告書)(同上)
21 弁第21号証
誤使用される可能性のある薬物の害を評価するための合理的なスケール(計測尺度)の開発『LANSET』(デビッド・ナットほか)
🔊ラッシュの有害性はアルコールやタバコより格段に低い(21~22号証)
22 弁第22号証
弁21号証翻訳文(古藤吾郎ほか)
23 弁第23号証
薬事法等の改正経緯に関する報告書(弁護人 森野嘉郎)
24 弁第24号証
薬事法の一部を改正する法律案の議案情報(参議院)平成18年3月7日
25 弁第25号証
薬事法の一部を改正する法律案(参議院)平成18年3月7日
26 弁第26号証
薬事法の一部を改正する法律案の提案理由及び衆参議員厚生労働委員会報告(参議院)平成18年3月7日
27 弁第27号証
薬事法の一部を改正する法律(参議院)平成18年6月14日成立
28 弁第28号証
指定薬物一覧(厚生労働省)平成23年9月20日までに指定された一覧
29 弁第29号証
薬事法第第二条第十四項に規定する指定薬物及び同法第七十四条の四に規定する医療等の用途を定める省令(厚生労働省)
30 弁第30号証
これまでの経過(厚生労働省)2013年(平成25年)以降の主な危険ドラッグ対策の内容(厚生労働省)
31 弁第31号証
議案情報(参議院)平成25年5月24日提出の薬事法等の一部を改正する法律案の議案の審議情報
32 弁第32号証
議案情報(参議院)平成25年11月12日提出の薬事法等の一部を改正する法律案の議案の審議情報
33 弁第33号証
対照表(参議院)平成25年5月24日提出の薬事法等の一部を改正する法律案において薬事法第七十四条の四の改正はなされていないこと
34 弁第34号証
対照表(参議院)平成25年11月12日提出の薬事法等の一部を改正する法律案において薬事法第七十四条の四の改正はなされていたこと
35 弁第35号証
薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案参照条文(参議院)平成25年12月13日時点の薬事法第84条の内容
36 弁第36号証
議案情報(参議院)平成27年2月17日提出の関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案の議案の審議情報
🔊関税法改正で多くの摘発が(36~37号証)
37 弁第37号証
関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律(参議院)平成27年3月31日成立
38 弁第38号証
『行政法Ⅲ(第4版)』塩野宏(82頁~89頁)行政法上の審議会について
39 弁第39号証
最高裁判所昭和46年1月22日判決民集25巻1号45頁(最高裁判所)温泉法と温泉審議会の意見聴取について
40 弁第40号証
「判批」『別冊ジュリストNo.235 行政判例百選Ⅰ(第7版)』(鹿児島仁)最高裁判所昭和46年1月22日判決民集25巻1号45頁の判例批評
41 弁第41号証
「法律のラウンジ㉚審議会『立法と調査』216号(山本晋)2000年3月 行政法上の審議会について
42 弁第42号証
審議会等・私的諮問機関の現状と論点(西川明子)行政法上の審議会について
43 弁第43号証
最高裁判所昭和50年5月29日判決民集29巻5号662頁(最高裁判所)審議会の役割と行政庁について
44 弁第44号証
「判批」『別冊ジュリストNo. 235行政判例百選Ⅰ(第7版)』(大沢光)最高裁判所50年5月29日判決民集29巻5号662頁の判例批評
45 弁第45号証
名古屋地方裁判所平成10年11月13日判決(名古屋地方裁判所)ニコチンの精神毒性について
46 弁第46号証
東京地方裁判所平成15年10月21日判決(東京地方裁判所)ニコチンの精神毒性について
47 弁第47号証
高松地方裁判所判決平成26年10月23日判決(高松地方裁判所)行政庁の裁量権行使について
48 弁第48号証
「薬物使用経験のあるHIV陽性者において危険ドラッグ使用が服薬アドヒアランスに与える影響」『日本エイズ学会誌』20(嶋根卓也ほか)2018
49 第49号証
「薬物使用経験のあるHIV陽性者における亜硝酸エステル使用が服薬アドヒアランスに与える影響」『日本エイズ学会誌』 20-4』(嶋根卓也ほか)2018
50 弁第50号証
「NGO等におけるHIV陽性者および薬物使用者への支援に関する研究」『地域においてHIV陽性者等のメンタルヘルスを支援する研究 平成26年度 総括・分担研究報告書』(樽井正義ほか)2015
🔊ラッシュの規制がより有害な薬物へ移行⁉(50~53号証)
51 弁第51号証
「薬物使用者による依存症クリニック受診経緯の調査」『地域においてHIV陽性者と薬物使用者を支援する研究 平成27年度 総括・分担研究報告書』(肥田明日香ほか)2016
52 弁第52号証
”The influence of tightening regulations on patients with new psychoactive substance‐related disorders in Japan”Neuropsychopharmacology Reports VOL.38(谷淵由布子ほか)2018
53 弁第53号証
「危険ドラッグ関連障害患者の急増と終息とその後」(弁護人ら)弁第52号の日本語訳
54 弁第54号証
『ハームリダクションとは何か 薬物問題に対する、あるひとつの社会的選択』(松本俊彦ほか)2017
55 弁第55号証
「危険ドラッグの整体影響を評価するための新たな試験方法」『東京都健康安全研究センター年報』68(猪又明子ほか)2017
🔊http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou68/02-inomata.pdf
56 弁第56号証
Analysis of ‘poppers‘ products and analytical detectability of a single use of ‘poppers‘Toxichem Krimtech 82(Susanne Vogtほか)2015
🔊ラッシュ吸入後の血中濃度は0.05mg/Ⅼ未満(56~57号証)
57 弁第57号証
「ポッパーズ(ラッシュ)」製品の含有成分分析と「ポッパーズ(ラッシュ)」単回使用後における成分検出可能性について(弁護人ら)弁第56号証の日本語訳
58 弁第58号証
関税・外国為替等審議会関税分科会配布資料一覧(平成26年11月27日開催)(財務省)
🔊関税法改正で多くの摘発が(58~62号証)
59 弁第59号証
指定薬物の「輸入してはならない貨物」への追加について( 財務省関税局)
平成26年11月27日に開催された財務省関税局関税分科会関税・外国為替等審議会に提出された資料1-1
60 弁第60号証
関税・外国為替等審議会 関税分科会 (平成26年11月27日開催) 議事録( 財務省関税局)
61 弁第61号証
平成28年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況(平成29年2月23日)詳細( 財務省関税局)
62 弁第62号証
関税法改正後の指定薬物の摘発件数149件( 東京税関)平成27年
63 弁第63号証
横浜税関、危険ドラッグ摘発255件 中国からの発送が最多『 産経新聞』平成27年
64 弁第64号証
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』(抜粋)( 日本精神神経学会監修)(2013年版)
65 弁第65号証
監視指導・麻薬対策課への公務所照会(不採用)
66 弁第66号証
第1回脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会議事録( 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課)
🔊「脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会」の提言(64~65号証)
67 弁第67号証 【採用するか要検討】
第2回脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会議事録( 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課)
68 弁第68号証
厚生労働省アワー「薬事法の一部を改正する法律(違法ドラッグ対策部分)について」 [薬学の時間]2006/07/27(木)放送( ラジオNIKKEI)
🔊http://medical.radionikkei.jp/yakugaku/date/20060727/
69 弁第69号証
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律 法律第百二十二号(平二六・一一・二七)(衆議院)
🔊http://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_housei.nsf/html/housei/18720141127122.htm
70 弁第70号証
「いわゆる〈ラッシュ〉と呼ばれる薬物をめぐる言説分析─「指定薬物」への「名付け」とイメージの変容─」『世間話研究』27 2019年8月( 根岸英之)
71 弁第71号証
『僕(塚本堅一)が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』KKベストセラーズ 2019年9月(抜粋)(塚本堅一)
🔊塚本堅一『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』刊行
72 弁第72号証
梅野充証人尋問
【千葉】ラッシュ裁判・【横浜】ニトライト裁判とも控訴審へ
【千葉】ラッシュ裁判は控訴に向けて準備中で、2021年1月末に検察側の意見書が提出され、公判は2月以降の開催の予定です。
【横浜】ニトライト裁判も罰金刑の有罪判決を受けたため、控訴に向けて準備中です。予定はわかり次第、お知らせします。
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名義 ラッシュコントロール
僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 [ 塚本 堅一 ]
価格:1,650円 |