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槇原敬之氏報道とラッシュ規制への声(1)

2020年2月13日、シンガーソングライターの槇原敬之氏が、覚せい剤のほか、ラッシュも所持していた容疑で、逮捕されました。端緒は、2018年に遡っての容疑であり、なぜ今頃と疑問視する声も見られましたが、逮捕時の自宅マンションからも、ラッシュが押収されたと報道されました。

この事件をきっかけに、ラッシュについても、槇原敬之氏のゴシップと合わせて、さまざまな報道がされました。そうしたなか、ラッシュ裁判についても、触れる報道がありました。

個人のプライバシーを揶揄したり、特定のセクシュアリティに限定する報道は慎んでほしいですが、ラッシュの正確な情報やラッシュ裁判については、これを契機に広まってもらいたいと思います。

また、ラッシュ規制に対するTwitter上の声を紹介します。

 

🔊槇原容疑者が所持の危険ドラッグ「ラッシュ」はゲイのセックス常備薬

『東スポ』2020年2月14日

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1740642/

〈覚せい剤取締法違反などの疑いで警視庁組織犯罪対策5課に13日逮捕された槇原敬之容疑者(本名・範之=50)が所持していたとされる危険ドラッグ「ラッシュ」は、30年以上前から主にゲイの間で“セックス常備薬”として流通していた。2007年から指定薬物に、15年には輸入禁制品に追加された。  

一般的に約20ミリリットルの茶色い小瓶入りで、その3倍ほどの大瓶もある。今回押収された量は約64・2ミリリットルというから、相当な回数を使える大瓶とみられる。40代男性が解説。

「ラッシュは液体で、鼻からひと吸いすると心臓がバクバクし、頭がボ~ッとしてエロい気分になる。そんな状態が数十秒から数分間続く。ただラッシュが直接的原因で起きた深刻な事件や事故なんて聞いたことない。せいぜい吸い過ぎて頭が痛くなるとか、鼻の周りがただれるくらい。人に危害を加えるような効果はなく、効き目も一時的だし…。海外じゃ普通に売られてる国もあるのに、危険ドラッグとひとくくりにするのには違和感を覚える」  

そうした背景もあり現在、千葉地裁ではラッシュの違法性をめぐる裁判が進行中で、ゲイたちもその行方に注目している。〉

  

〈2年前の覚醒剤所持などの疑いで逮捕された人気シンガー・ソングライター槇原敬之容疑者(50)について、警視庁は27日、尿鑑定結果が陰性で、覚醒剤を含む違法薬物成分は検出されなかったと明らかにした。本人は大筋で容疑を認めているが「一昨年以降はしばらくやってない」などと供述していた。  

30代男性と同居している東京・渋谷区の豪邸からは、危険ドラッグ「ラッシュ」とみられる液体や、割れたガラス製パイプを押収済みの警視庁。詳しい鑑定を進めているが「恋人とのラッシュ共同所持などでの立件はなさそう。彼氏には事情を聴いたぐらいで、当局はそこまで本腰を入れてない」とは捜査関係者。

(略)一部報道ではラッシュは10本あったという。ラッシュの瓶やガラスパイプからも指紋が検出されたという。

「ラッシュは20ミリリットルほどの小瓶入りで、いったん開けて空気に触れると、気が抜けて効き目が薄れていく。だから新品のラッシュを開けては吸い…ってのを繰り返し、瓶がたまっちゃったんだと思う。ちなみに気の抜けたラッシュは、開けて1年ぐらいたつと違法成分がなくなるらしく、僕の時も鑑定に1か月ぐらいかかった」とは、覚醒剤とラッシュ所持で2年前に逮捕された男性だ。  

2年前の容疑のうえ、押収した覚醒剤はごくわずか。ラッシュは3瓶分ほどあったが、その“鮮度”を考えると「本当に起訴できるのか」(警視庁担当記者)という声もあるが…。〉


 Twitter上に交わされた規制に対する違和感のつぶやきを紹介します。これらの多くは、ラッシュ使用当事者か、それなりの実体験を持った人の声と考えられます。また、男女を問わず、つぶやかれている様子が見受けられます。