「Addiction Report」に、吉田緑さんのレポート「薬物報道は、必要なのか?調査からみえてきたこと、この目でみてきたこと」が公開されました。
2025年3月24日公開
〈今後の薬物報道は、どうあるべきなのかーー。
薬物を使った経験がある人またはその家族を対象に実施した薬物報道に関するWEBアンケート調査結果の一部、そして、これまでの取材などを通じて聞いた声を紹介する。〉
〈薬物報道については、実名などの報道を容認する本人は6.0%、家族は8.4%にとどまり、「匿名にすべし」は本人72.0%、家族75.0%だった。〉
〈回答者の中には、実際に報じられた経験があると回答した本人が12人(うち2人は匿名報道)、家族が2人いた。先行調査を参考に「こまったこと」について質問すると、もっとも多く選ばれたのは「勤め先や取引先の自分に対する信用をなくした」、「友人や知人からの信用をなくした」、「勤め先や取引先にめいわくをかけた」だった(複数回答可)。〉
〈近年、薬物報道ガイドラインが策定され、報道に変化がみられるようになっている。しかし、2024年には、依存症回復支援施設の入所者が覚醒剤を使用したことで逮捕され、実名で報じられることがあった。
報道のあり方、そして薬物の自己使用または自己使用目的の所持が「犯罪」とされることについて、今後も議論が必要ではないだろうか。〉
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