2020年8月7日(金)、「AIDS文化フォーラムin横浜」のプログラムの一つとして「私たちを分断する様々な『ダメ。ゼッタイ。』 ~行き過ぎた予防啓発と規制の功罪~」が開催されました。
この間、イベントについて
🔊「弁護士ドットコムニュース」https://www.bengo4.com/topics/
の吉田緑さんが、記事を書いてくださいました。
🔊違法薬物の使用、コロナ感染者バッシングに共通する「正解依存症」 元NHK塚本アナらが自身の体験を語る https://www.bengo4.com/c_1009/n_11636/
2020年8月28日配信
この記事は、以下のポータルサイトでも配信されています。(期日限定)
https://news.yahoo.co.jp/articles/beb004a3dce10f41647bd204dc7d8e7f008e27c8
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0828/bdc_200828_4001497128.htmlau
ことにYahoo!ニュースは、コメントに賛否両論が寄せられています。
●「ダメ。ゼッタイ。」で孤立した人も
では、塚本堅一さんが、「RUSH(ラッシュ)」を製造・所持したことで罰金刑と懲戒免職処分になった経験を話し、「僕も(逮捕によって)社会的な信用を失い、孤立しました。そういう人たちがたくさんいることを知ってほしい」と訴えたことが書かれています。
●医師が語る「薬物とコロナの共通点」
では、松本俊彦精神科医による、新型コロナウイルスの感染者などが排除されたり、バッシングされたりしている現状は、違法薬物やその使用者などを取り巻く状況に似ていると指摘。「どういう風に注意しなければいけないのかということよりも、とにかくおそろしいというイメージが先行している」とする発言を紹介。
岩室紳也医師による、違法薬物と新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況には、当事者を責め立てるなどの共通点があるとし、その背景には「正解依存症になっている人たちがいる」と分析し、「薬物もコロナの問題も自分の身近でも起こり得ることとして考える必要があるのではないでしょうか」とする発言を紹介。
●「ダメ。ゼッタイ。」に裁判で立ち向かった男性
では、【千葉】ラッシュ裁判のヒデさんと森野嘉郎弁護士の話を紹介し、「法律でダメなものは絶対ダメ」。そう考える人が多い中、規制に疑問を抱き、声を出して裁判でたたかうことを決意したことを書いています。
ラッシュ(RUSH)裁判オンライン報告会開催
2020年9月5日(土)14:00~15:30
【千葉】ラッシュ裁判の地裁一審判決は、弁護側の主張のほとんどが受け入れられないものでした。
〈ラッシュ〉は「指定薬物」になっていますが、規制過程や、刑罰を科すほどの有害性に、充分なコンセンサスが得られていません。
控訴を前に「ラッシュ裁判」の意義や地裁判決の解説、今後の動向を一緒に考える場を設けます。
コロナウイルスの影響も踏まえ、zoomを使ったオンラインでの開催となります。(要申込)(無料)
本会では、活動に向けて支援・寄付をお願いしています。
僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 [ 塚本 堅一 ]
価格:1,650円 |