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ラッシュ規制アンケート結果中間報告

本サイトでは、以下のアンケートを2018年8月から行っています。

🔊ラッシュ(RUSH)ニトライトの指定薬物の規制についてのアンケート

 

2020年1月18日に開催された

🔊ラッシュ裁判報告会&交流会

において、2018年8月~2019年12月までに寄せられた85回答を元に、生島嗣(ぷれいす東京)氏により、アンケートの結果報告をしました。

その内容をここに紹介します。

 

1 回答者の属性は、「男性の同性愛者または両性愛者」が91%だが、異性愛者の回答も見られる。40歳代が48%を占めるが、20歳代~50歳代の回答も見られる。

2 2015年4月の関税法規制以降でも、62%の使用実態が見られる点が注目される。

3 2015年4月以降でも、知り合いを通じて譲り受けたり、インターネット業者から海外輸入で購入されていることが分かる。

4 税関や、警察、検察の取り調べを受けた例もあるが、刑事事件にはならなかった例、不起訴、罰金刑、懲役刑など、その結果にはばらつきがあることが分かる。その処分については、もっと軽い処分や処分は必要ないと考える回答が多かった。

5 ラッシュ事件から、解雇・免職になった5例、退職した2例の回答が見られた。その処分については、もっと軽い処分が妥当であるとの回答が多かった。

6 ラッシュの使用で人体に重大な症状が見られた例は皆無であった。

7 ラッシュを現行の「指定薬物」として規制するには、不当とする回答が68例、別の規制とする回答が11例見られた。

8 自由記述からは、いくつか注目されるコメントを抜粋した。

 

アンケートは継続中です。ラッシュの使用、規制に特化したアンケートは国内でも例がなく、貴重な基礎資料となります。被告人質問でも活用されました。引き続き、回答のご協力をお願いします。

 

次期公判は、3月9日月曜午前中 千葉地方裁判所

論告弁論(検察側からの論告・求刑、弁護人側の最終弁論、被告人陳述)です。

山場となる公判ですので、一人でも多くの方の傍聴をお願いします。