元ＮＨＫアナウンサーで、ラッシュに似た液体が合成できるキットを購入したことで、指定薬物の所持・製造により、逮捕・有罪判決・懲戒解雇された塚本堅一さんが、その体験を綴った著書を出版しました。
https://www.kk-bestsellers.com/ud/books/5d5ca9757765614f42000000
NHKのアナウンサーとして順風にキャリアを重ね、東京勤務になってからは夕方5時の帯ニュース番組を担当し、「さあこれからだ!」という矢先に違法薬物で逮捕。さらに違法という自覚も無く、自分自身で製造まで行っていたという。そんな氏が、そもそもなんで薬物に手を出したのか、依存するようになったのか。後悔と懺悔の独白および、底からのリカバリーなど、自身の経験をこと細かに独記し、薬物使用に対する警鐘本とする。（ＫＫベストセラーズ内容紹介）
この本では、ラッシュ裁判への関わりなどについても、書かれています。
また、「特別対談」として、松本俊彦氏（国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存症センター長）との対談が掲載され、松本氏の次のような発言が注目されます。
〈むしろ危険ドラッグの規制強化を思っていたんです。なぜなら、規制すればするほどヤバイ薬物が登場して、患者がどんどんおかしくなっていったからです。これは完全に”失策”だと思いました。それに、厳しく規制した結果、大したことない薬物の使用ですら逮捕されるようになってしまった。塚本さんもそんな犠牲者の一人という認識でした。極端な言い方になりますが、「別にラッシュくらいいいじゃん」という気持ちもあります。法廷戦略の一環なのか、保釈中に依存症外来を訪れる人も多くなりましたが、ラッシュの場合、正直、依存症でもなんでもない、単なる愛好家みたいな人ばかり来るんですよ。この薬物を規制するくらいならば、もっとするべきことがあるんじゃないかって思うんです。〉
（Ｐ206）
同書の内容は、以下の記事でも、読むことができます。（まえがきより構成記事）
🔊塚本堅一「NHKアナウンサーがまさかの違法薬物で逮捕～３年前を本人が振り返る～」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10545
（同書より再編集した連載記事）
🔊塚本堅一「NHKアナ｢違法薬物所持の疑い｣でガサ入れの朝」（第１回）
https://president.jp/articles/-/30147連載
🔊塚本堅一「｢東京に栄転｣NHKアナがドラッグに走った動機」（第２回）
https://president.jp/articles/-/30201
🔊塚本堅一「元NHKアナが抱えていた薬物依存症者への偏見」（第３回）
https://president.jp/articles/-/30202
また、以下のようなメディアでも紹介されています。
「僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話」を刊行！（プレスリリース）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000021693.html
🔊田中紀子「書評「僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話」」
http://agora-web.jp/archives/2041174.html
🔊「元NHKアナが振り返る「私が違法薬物で逮捕された日」 会社は懲戒解雇、うつ病に……」
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08311100/?all=1
『朝日新聞』2019年９月１日号（有料記事）
https://www.asahi.com/articles/ASM8Y5TL5M8YUCVL01J.html
🔊斎藤美奈子「僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 塚本堅一著」（書評）
https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2019101700045.html?page=1
🔊『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』「読書メーター」（読者の感想サイト）
https://bookmeter.com/books/14070482
１月１８日の「ラッシュ（ＲＵＳＨ）裁判 報告会＆交流会」にも出演されます。
同書もお求めいただける予定。ぜひ会場にお越しください。
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僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 [ 塚本 堅一 ]
価格:1,650円 |
