◆当事者の声
日本におけるラッシュ規制のあり方は、ラッシュを使用したことのある当事者の実態把握があまりなされないまま、行われていることが、大きな問題の一つと考えられます。
指定薬物規制検討当時は、買い上げ調査や、救急搬送症例などの把握は行われたようですが、多くの一般利用者の実態は、踏まえられているとは思えません。
指定薬物制度は、指定したのち、早急な精神毒性の調査や、規制に伴った実態把握を行うことが謳われていましたが、ラッシュについては、実施された経過もなく、2014年の個人使用所持罰則化、2015年の関税法改正罰則化が進められました。
それが、現在の薬理作用の実態と量刑の不均衡性を生んでいると要因といえます。
当会では、こうした現状を変えるには、ラッシュを使用したことのある当事者、ラッシュによって社会的不利益を受けた当事者の声を集めていくことが重要だと考えています。
もし、体験を寄せてくださる方がいれば、お問い合わせフォームから、お知らせください。
当事者の声は、以下からご覧いただけます。
🔊塚本堅一『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』刊行
🔊8月7日AIDS文化フォーラムin横浜紹介記事ーg‐lad xx
🔊ラッシュ(RUSH)裁判オンライン報告会ーYouTubeアップ動画
◆アンケート
本会では、現在のラッシュ規制のあり方について、アンケート調査を実施しました。
2018年8月開始、2020年8月終了。
回答にご協力くださり、ありがとうございました。
🔊「ラッシュ(RUSH)ニトライトの指定薬物の規制についてのアンケート」(2020年8月14日終了)
🔊ラッシュ規制アンケート結果中間報告(2019年末までの結果)
🔊ラッシュ規制アンケート結果報告(2020年8月までの最終結果)
🔊規制に対する当事者らの声ーアンケート結果報告2(2020年12月16日更新)
🔊裁判に対する当事者らの声ーアンケート結果報告 3 (2020年12月16日更新)
◆相談事例
本会には、ラッシュで家宅捜索を受けたなど、相談のお問い合わせをいただくこともあります。
プライバシーに留意したうえで、事例を紹介したいと思います。
僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 [ 塚本 堅一 ]
価格:1,650円 |